学 校 事 務 室 の 仕 事

 県立学校の事務室では、次のような仕事をしています。
また、農業学校のように学校種別によっては、その学校固有の事務もあります。

分  野 仕    事    の    内    容
庶務・受付 学校に来られるお客様やかかってくる電話等は、いったん事務室で受けてから先生方に引き継ぎます。
外部から届く各種文書や、学校から発送する文書の管理を行っています。
在校生や卒業生から依頼を受けて、在学証明書や卒業証明書・成績(単位取得)証明書などを発行しています。
教育や施設・予算等に関する各種統計調査(「学校基本調査」のように法律で定められた統計もあります)や、報告書を作成しています。
財産の管理 教育活動に使う校地や建物・備品など(これらを教育財産といいます)が、良好な状態で使用できるよう、その維持管理を行っています。
教育財産を新たに取得したり、変更または処分したときにはその登記を行います。
教育活動のため必要な土地や建物を借り受けたり、教職員住宅の貸し付け事務を行っています。また、教育活動に支障がない場合は、一般の方にも運動場や施設を使っていただく事務を行っています。
教職員の福利厚生の一環として建設された、教職員住宅の維持管理を行っています。
教育用に購入された備品が使用できなくなったり、その目的が終わったときには規定に基づきその備品を処分をします。
地震や火災など、非常災害が発生したときは各機関と連絡を取り合い、被害が最小限となるよう処置をします。
人事・給与 正規職員以外の非常勤や臨時の職員の採用手続を行っています。
教職員が異動や退職する場合は、必要となる各種の手続きを行います。
教職員の休暇や、休職など服務全般にわたる事務を行っています。
教職員の給料の昇級や昇格が適正になされるよう事務を行っています。
教職員の住居手当や通勤手当など、各種手当の算定や認定事務を行っています。
教職員への毎月の給料や手当の支給事務を行っています。
会   計 校納金や寄付金の徴収事務を行っています。
教育活動にともない、必要となる消耗品・備品などの購入事務を行います。
施設がいたんだり、備品が故障した場合はその修理を行います。
教職員が出張した場合の旅費の支出事務を行っています。
校内で規模の大きい修繕や、特別設備の設置など行う場合の、工事請負費の支出を行います。
国の補助事業で備品を整備する場合は、補助金申請書の作成を行います。
臨時職員の社会保険や所得税の預り金会計を行っています。
国庫補助で整備された施設や備品が、その目的に沿って適正に使用されるよう維持管理を行っています。
福利・厚生 教職員の健康保険や年金について、必要な場合は公立学校共済組合の事務を行っています。また、互助団体である互助会の手続も行っています。