平成25年度 青年部会研修会
 日 時   平成25年8月2日(金)
 会 場   愛媛県立松山東高等学校
 青年部会員37名が参加しました。  
  
     
1 開会行事   
 新規採用の8名が自己紹介を行いました。今年も人数が多くてうれしいですね。   
   
     
2 研究発表     
 研究委員会の4名が研究発表を行いました。     



 
  「学校事務職員入門」
  〜1日の出来事からみる
       事務職員の仕事〜

 発表者
  松本 佳之  (新居浜商業)
  織田 美智代(新居浜南)
  白石 千紗  (今治東中等)
  立花 静奈  (今治西)
 
     
3 講演会     
 午後からメンタルヘルスに関する講演を行っていただきました。   

 「メンタルヘルスセミナー」
 〜自分の健康は自分で守りましょう〜

 講師
  教育総務課健康支援係 教育専門員 竹田 真由美様 

   

 この講演では、「アサーション」という自己表現方法を学びました。 

アサーションとは

  自分の欲求、考え、気持ちなどを率直に、正直に、相手のことも尊重しながら、その場にあった適切な方法で表現すること。

例えば
 あなたは友人と一緒にレストランに来ています。
 ステーキをレアで注文しました。
 しかし、出てきたステーキはウェルダンで焼きあがっており、注文とは異なっていました。

 このとき、
 @冷静にウェイターを呼ぶ。(決して怒らない)
 A「私はレアで注文したのですが、ウェルダンで焼きあがっているようです。レアのものに取り替えていただけますか?」
  (冷静に、きちんと状況を説明して、こちらの要求を伝える)

 こうすることで、希望通りのものが出てきて満足し、一緒に来店した友人と気持ちよく食事ができ、オーダーミスした店側も気持ちよく
対応ができる、ということだそうです。
 このような状況では感情的になってしまうことが多いですが、同じ結果を導くなら皆が気持ちよくいられる方法がとれる方が良いです
ものね。勉強になりました。
 
4 ロールプレイ研修   
 今回の研修会の目玉、ロールプレイ研修の時間です。
 研修テーマは「契約事務について」〜入札の手順〜です。  
   まず初めに、研修委員会のメンバーでの模範演技です。
 各所で解説を入れながら、「入札執行要領」に沿って入札を
行います。 
 続いて、くじ引きにより選出されたメンバーで
実技研修です。
 1回目は「何事も起らなかった場合」を想定し
てのロールプレイです。

 先ほどの模範演技により勉強したことを確認
していきます。
  
   そして、2回目のロールプレイでは、業者側に研修委員会の
メンバーを入れて、わざとトラブルを起こします。
 
(Q1)委任状を忘れた業者は? 
(A1)確認ができないので、失格。

(Q2)入札書の宛名が「松山青年高等学校」になっている。
   (正しくは「松山青年高校」)
(A2)無効。
   入札書については一言一句誤りは認められない。
   ただし、間違えたのが「工事内訳書」なら有効。

(Q3)250万円を超える工事で「工事内訳書」を添付していない。
(A3)必須書類であるため、無効。

 新規採用〜3年目までの職員が多いため、入札経験がない人も多い青年部会ならではの研修です。 
 一度見ておくと、実際の場合に落ち着いて入札に臨めるのでは?という思いからの研修でした。
 とてもよく準備された研修になったと思います。 
   
5 情報交換会  
 青年部会でこの研修は欠かせません。
 今回はフリーテーマということで、実務での相談や他校の状況を確認しました。
 各班、さまざまな年代の人が配置されており、それぞれの立場から話をしました。  
   
   
 今年度も無事に研修を終えることができました。

 最後になりましたが、指導助言者としてご参加いただきました高校教育課の佐伯主任様、
事務職員会の谷本会長様、山田副会長様、貴重なご指導をありがとうございました。 
 また、青年部会員を快く研修会へ送り出していただきました各校事務室の皆様、ありがとう
ございました。

 今後も青年部会員一同、がんばっていきたいと思います。