青年部会の活動

 青年部会は、学校事務職員のうち36歳以下の職員で構成され、
部員の資質向上や部員相互の連帯意識の強化をはかることを目的
として活動しています。
青年部会の事業計画は下記のとおりです。

1 部会員の資質向上、連帯意識の強化をはかる
 (1) 研修会を開催し、研究活動を推進する
 (2) 支部活動、福利活動を通じて意思の疎通に努める
2 研修内容の充実をはかる [研修委員会所管]
 (1) 青年部会研修会の研修内容を充実する
3 研究活動の充実をはかる [研究委員会所管]
 (1) 個人・グループ研究を推進する(他県の情況調査を行う)
 (2) 事務暦の発行
4 情報収集・提供をはかる
 (1) 「事務の栞」の内容充実に協力する
 (2) 「ホームページ」の内容充実に協力する
5 事務提要の整備に協力する
 (1) 事務提要を積極的に活用する
 (2) 事務提要の内容充実に協力する

 
青年部会活動の記録

  令和6年度の青年部研修会はこちら
  令和6年度のスポーツ研修会はこちら

<令和6年度の行事予定>     

   4月26日(金)  総会         校務系グループウェア

   5月17日(金)  第1回役員会     愛媛県総合社会福祉会館

   5月下旬~    専門委員会

   8月1日(木)  青年部会研修会    松山市総合コミュニティセンター

   9月28日(土)  スポーツ研修     陶街道ゆとり公園(砥部町)

   12月下旬     第2回役員会

   3月下旬     年度末役員会  

   3月下旬     事務暦(令和6年度版)発行

青年部研修会

日時:令和6年8月1日(木)
会場:松山市コミュニティーセンター

今年度も学校事務職員の若手の登竜門として定着してきた青年部研修会が開催されました。

コロナによる規制が年々緩和される中で感染対策を意識して対面形式で行うことで、今後の学校運営や業務において必要な情報を身につけるだけでなく、同年代同士の横の繋がりや輩方や後輩との縦の繋がりとを築き上げることができました。

まずは、開会行事が行われ、青年部越智会長からご挨拶、今年度採用になった職員の自己紹介です。

今年は13名の職員が県立学校に配属となり青年部に加入しました。

今後の活躍が楽しみですね。

研修会の最初は研究委員(今治西校:近藤主任・松山工業:住田主任・新居浜東:河野主任・新特川西分校:佐伯主事)による研究発表が行われました。

テーマは、「めざせ!給与マスター~給与明細の見方、税金、社会保険、福利厚生について~」でした。

給与事務を経験したことがある方には復習になるような内容で、給与事務の経験がない方にも社会人として知っておくべき内容を発表していただきました。

また、今回の発表内容は就学支援金事務などの他の業務での役立つ知識や、自分や家族の生命保険や医療保険の補償の過不足、年金受給の試算など、幅広い分野での知識の習得ができたのではないでしょうか。

自らの給与や福利厚生だけでなく、学校内の教職員全員の給与や福利厚生に携わらなければならない私たち事務職員は、こういった基礎的な知識や情報を、「知らないから」「経験したことがないから」といった理由で不適切な処理をしてしまうことがないよう今回の発表での内容をしっかりと理解し、日々の業務にあたっていきたいですね。

休憩を挟んで、班別研修を行いました。

班別研修は経験年数別、業務分担別の2部構成で行いました。

経験年数の近い人同士で班になって、日頃から悩んでいるもの・他校の状況で知りたいことなどを話し合いました。

職場によっては年齢の近い職員がいないため、困っていることを相談できない人も気軽に相談できるのはこの夏の研修会ならでは。

雑談も交えながら和気あいあいとした雰囲気で、各校の雰囲気や考え方の違いを感じつつ、経験年数の浅い職員が先輩職員に現場での悩みや素朴な疑問を質問している姿が見受けられました。

業務分担別研修では、支出、収入、給与、旅費、就学奨励費の班に分かれ、同じ業務を持っている人同士が集まり、それぞれが抱えたいる悩みや疑問を話し合いました。

業務で悩んだ時に他校に相談できる人と知り合うことのできる絶好の機会ですね。

また、悩みや疑問を話し合うだけでなく、各校の業務の進め方を参考に今後の業務に取り入れ、より効率的で正確な事務処理を行えるように他班員の発言を集中して聞いている様子も見られました。

こちらは事前にアンケートで班内での議題を決めていたこともあって、活発な研修を行うことができました(活発過ぎるあまり、15分程進行にゆとりがあったため、15分延長しました)

今年度も無事に研修会を終えることができました。

研修を行うにあたり、準備・運営していただいた青年部研修委員の皆様、当日の発表をしていただいて研究委員の皆様、当日班別研修の司会や係を担当していただいた皆様、ありがとうございました。

また、研修会へ快く青年部会員を送り出していただいた各校事務室の皆様、
ありがとうございました。

今回の研修会で学んだこと・育んだ絆をいかして今後の仕事を頑張りましょう。

組織・事業計画

発 足

 愛媛県公立高等学校及び特別支援学校に勤務する学校事務職員を会員とし、
会員相互の緊密な連携のもと、学校経営事務管理の研究並びに会員の社会的
地位の確立を図り、もって学校教育効果の進展に寄与することを目的に、
昭和23年10月13日に発足しました。
 平成10年度には創立50周年を迎え、盛大に記念式典が行われました。

 

事業計画

令和6年度

1 委員会活動等
 (1) 事務提要委員会
 ○「事務提要」の内容の充実を図り、その活用に努める。
  ・事務提要追録を発行する。
  ・事務提要CD-ROMの充実を図る。
  ・例規編の充実と活用の推進を図る。

 (2) 就学奨励費会計処理プログラム研究委員会
 ○就学奨励費会計処理プログラムの改善及び充実を図る。
  ・会計処理の精度を上げる作業を行う。
  ・データの更新と内容の充実を図る。
  ・特別支援教育課、教育総務課との連携を図り、新たな就学奨励費処理
  システムの導入について検討を進める。

 (3) 研修委員会
 ○令和6年度愛媛県県立学校事務職員研修会の運営
  
2 青年部会活動
  青年部会活動の充実と部員の相互理解をはかる。
  ・研修会の内容を充実し、資質の向上をはかる。
  ・各専門委員会活動に積極的に参画し、自己啓発に努める。

3 広報活動
 (1)「事務の栞」発行(3回ともメール配信)
    研修会等の報告は高教研事務部会報に掲載する。

 (2)ホームページの管理

4 行事予定

名  称主  催期  日場  所
県立学校事務打合せ会(中止)愛媛県教育委員会4月18日(木)愛媛県立図書館
愛媛県学校事務職員会総会(中止)県学校事務職員会4月18日(木)愛媛県立図書館
愛媛県高等学校教育管理経営研究会事務長部会総会(中止)高管研事務長部会4月18日(木)愛媛県立図書館
愛媛県学校事務職員会
青年部総会
県学校事務職員会
青年部
4月26日(金)文書開催
第41回四国地区公立高等学校事務職員研究大会全国公立高等学校事務職員協会四国支部6月27日(木)
6月28日(金)
高知県高知市
高知会館
県立学校事務職員研修会県学校事務職員会
高教研事務部会
8月9日(金)にぎたつ会館     
事務係長ミドルリーダー研修総合教育センター8月6日(火)総合教育センター
第48回全国公立学校事務長会研究協議会並びに総会全国公立学校事務長会8月1日(木)
8月2日(金)
長崎県
出島メッセ長崎
青年部会研修会県学校事務職員会
青年部会
8月1日(木)松山市総合
コミュニティセンター
第76回全国公立高等学校事務職員研究大会全国公立高等学校
事務職員協会
7月25日(木)
7月26日(金)
福岡県福岡市
福岡アイランドシティフォーラム
スポーツ研修県学校事務職員会
青年部会
9月28日(土)砥部町
陶街道ゆとり公園
中国・四国地区公立高等学校事務長協議会総会・研修大会中国・四国地区公立高等学校事務長協議会10月予定高知県高知市
教職員等中央研修
事務職員研修
独立行政法人
教職員支援機構
10月予定つくば市
教職員支援機構
事務職員研修全国公立高等学校
事務職員協会
11月15日(金)国立オリンピック記念青少年総合センター
東予地区事務長会
中予地区事務長会
南予地区事務長会
県学校事務職員会
高管研事務長部会
各地区年2回
東予地区研修会
中予地区研修会
南予地区研修会
県事務職員協会
高教研事務部会
12月予定
小中学校合同役員会 
小中学校事務職員研修会愛教研事務職員部
小中学校事務長会小中学校事務長会

会 長 あ い さ つ

 愛媛県学校事務職員会

 会長 浅海 直美

  愛媛県立松山東高等学校 事務長

 いつも愛媛県学校事務職員会の活動にご協力いただき、ありがとうございます。
 当会は、会員相互の緊密な連携のもとに、学校経営事務管理の研究並びに会員の社会的地位の確立を図り、学校教育効果の進展に寄与することを目的として、昭和 23 年に発足しました。今年度 76 周年を迎えます。これまで諸先輩方の御尽力により、多くの困難を乗り越えて、本県の教育への貢献や会員の資質向上等に取り組んだ活動が受け継がれています。発足当時は、愛媛県公立高等学校事務職員協会と称しましたが、平成 25 年度に愛媛県公立高等学校事務長会と統合、名称を変えて現在に至っています。
 お決まりの言い回しですが、私たち学校事務職員を取り巻く環境は日々変化しています。
 ただ、変化のスピードはますます速くなっているような気がしていて、これは自分自身が年齢を重ねたせいだけはないと思います。その環境の変化に柔軟に対応できる事務職員像が私たちには求められているところですが、学校という環境には、変化すべきものと変化すべきではないものとがある、とも思っています。
 昨年度から始まった新財務システムや新給与システムに加え、今年度は小中学校や知事部局等との人事交流が増えた中で、目の前に迫っている庶務事務システムへの対応や、県立学校振興計画、誰もが避けて通ることはできなくなりつつある長寿命化改修その他の日常業務など、それだけでも多忙な状態です。加えてベテランの事務職員は減少しており、そんな中での事務職員会の活動をできるだけ無理なく続けるため、見直しが必要と考えています。理事会で検討した結果、今年度は夏の研修会を終日開催から半日開催に、そして「事務の栞」の発行を年3回から年2回に変更することにしました。
 私自身は、会長を承って2年目になりました。会長に就任したのは3年間に渡ったコロナ禍の終わり、感染症法上の位置付けが5類相当に変わる頃であり、コロナ禍では制限があってできなかったことが以前と同じようにできるようになった頃です。ただ、昨年度1年間は、いろいろな活動を再開するためのノウハウを思い出すことに時間も労力も費やしたのではないでしょうか。
 コロナ禍前に戻すのではなく、「しなければならないこと」と「しなくてもいいこと」のすみわけを行って活動を厳選し、関係機関との連携を図って各事業を実施することが必要だと思っています。私たち事務職員はそれぞれの学校の中では少数派ですが、この事務職員会の活動をとおして、学校という垣根を越えた事務職員相互の横のつながりを深めてください。情報を共有して業務に生かし、また、様々な活動に参加することにより、困った時には気軽に相談できる仲間や先輩を見つけるなど、公私にわたって皆さんのお役に立てれば幸いです。

 どうぞよろしくお願いします。